会長 ご挨拶

有信会会員の皆様におかれましては、ご清栄にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。

また、能登地方地震により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

京都大学は「自由な学風」のもと「世界に輝く研究大学」を目指し、「教育・研究支援体制の再構築」、「人材多様性の確保」、「財政基盤の強化」という３つのビジョンのもと大学経営を進めておられます。法学部・法学研究科におかれましても、教育の分野では、法科大学院の教育課程と連携した法曹養成のための「法曹基礎プログラム」などに取り組まれておられ、研究の分野では「法政策共同研究センター」において、科学技術の進歩と急速化するグローバル化・地球環境の変動などに伴って生じるダイナミックな変化に対応するために、先端的な法政策課題に関する研究に取り組んでおられます。

このような中、法学研究科・法学部は、明治32（1899）年創設の、京都帝国大学法科大学に始まり、今年で125周年を迎えられる記念すべき年であるとお聞きしています。我々は京都大学において「自由な学風」のもと自己研鑽に努め、その後は各界多岐にわたる分野で活動をしております。有信会としては学生・教員・卒業生の親睦団体として活発な交流を行いながら、京都大学法学部・法学研究科の様々な取り組みを全面的にご支援してまいりたいと存じます。会員の皆様におかれましては引き続きご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。